免疫力を高めるために”腸”能力アップをおすすめするワケ!

免疫力アップのために”腸”能力アップをおすすめするワケ!

 

免疫細胞の6~7割は“腸”に存在しています。

そのため、免疫力を上げるためには腸をキレイにすること=“腸”能力を上げることが不可欠です。

 

腸内には、体に良い働きをする「善玉菌」、有害物質を作りだす「悪玉菌」があります。善玉菌が優勢になるとお腹の調子は良くなり、悪玉菌が優勢になると下痢や便秘を引き起こします。


腸がキレイな状態とは、善玉菌が優勢になっている状態です。善玉菌を増やすためには、
発酵食品から補給することと、水溶性食物繊維をとって増えやすい環境を整えることがポイントです。

 

発酵食品で善玉菌を補給!

最も手軽に善玉菌を補給できるのは、古くから親しまれている発酵食品です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の他、日本の伝統的な食品にも善玉菌が含まれています。

納豆は付属のタレを使わず、キムチと混ぜて納豆キムチにすると「乳酸菌」と「納豆菌」をダブルでとることができます。ただし、味噌やぬか漬け、キムチは塩分が多いので、食べ過ぎないよう注意しましょう。

 

水溶性食物繊維をとると善玉菌が増える!?

食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維には便を柔らかくして便秘を予防する働きがありますが、腸をキレイにする上で注目したいのは、水溶性食物繊維です。

 
水溶性食物繊維は、胃では消化されず腸で発酵されます。すると、腸の中が善玉菌の増えやすい環境になるのです。水溶性食物繊維は、次のような食品に多く含まれています。

海藻類

こんにゃく

果物(熟したもの)

 

お肉や脂っこい物に偏った食事をしていると、悪玉菌が優勢に……悪玉菌から産生される有害物質は腸から吸収されて肌まで届き、肌荒れの原因になってしまいます。

善玉菌が優勢になれば肌に影響を与える有害物質が減るため、腸をキレイにすることは美肌づくりにもつながるのです!

また、脂質の吸収が抑えられ、脂肪が燃えやすくなるという効果があることも、最新の研究で分かってきました。

体に嬉しい働きがたくさんあるので、発酵食品や水溶性食物繊維をしっかりととり、“腸”能力を上げましょう!

 

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